SKE48

SKE48

SKE48(エスケーイーフォーティーエイト)は、日本の女性アイドルグループ。専用劇場を名古屋市・栄に有し、ここを拠点として中京圏を中心に活動している。秋元康が総合プロデュースを手掛けるAKB48グループの1つで、2008年に誕生した。
SKE48
<概要>
AKB48自体も含めて日本国内に5組、国外を含めると7組あるAKB48の「姉妹グループ」(「姉妹ユニット」)の1つで、AKB48最初の姉妹グループとして2008年7月に結成、同年8月23日にお披露目された。活動の拠点である名古屋市中区の栄(さかえ)に専用劇場を置いている。グループ名のアルファベット部”SKE”は栄のローマ字表記(SaKaE)に由来する。
専用劇場の『SKE48劇場』は、名古屋市営地下鉄栄駅に直結する複合ビル「サンシャイン栄」の2階にある。2008年10月5日に初公演を行った。通常ほぼ毎日のペースで定期的に行われている「劇場公演」は、3つの正規チームや研究生などがそれぞれに割り当てられた演目を交代で上演するもので、約2時間の歌・ダンス・トークからなる。現在の劇場は3か月余りの改装期間を経て2012年12月9日にオープンした専用劇場である。2012年8月までは複合スタジオ『SUNSHINE STUDIO』であり、SKE48の公演以外でも利用されていた。このことが、2012年春のコンサートのタイトル『SKE専用劇場は秋までにできるのか?』に採用されたという経緯もある。
他の姉妹グループと同様に「AKB48グループ」(「48プロジェクト」)の一翼を担っていて、「会いに行けるアイドル」という基本コンセプト、劇場公演や握手会などの基本フォーマットは共通している。また、「AKB48」名義で開催される握手会(全国握手会)やコンサートなどのイベントにも参加するほか、一部のメンバーはグループ間の兼任や移籍を行っている。さらに、「SKE48」名義のシングルとは別に、SKE48のメンバーが「AKB48」名義のシングルの歌唱メンバー(選抜メンバー)に選出されAKB48として活動を行う場合もある。
初期は約半年、第3回以降は約1年間隔、第7回は約2年間隔でメンバーの募集を行っており、2016年までに計8回のオーディションを行い、現在は第8期生までが活動を行っている。また、AKB48・HKT48のオーディションで採用され移籍してきたメンバー、合同オーディションである『AKB48グループ ドラフト会議』でSKE48各チームに指名されたドラフト1 – 2期生も一緒に活動を行っている。
グループ名「SKE」から1文字ずつ取った「チームS」「チームKII」「チームE」の3つのチームと、チームに所属していない研究生により構成されている。2008年10月の劇場公演開始から定員16人のチーム制を導入していたが、2014年4月に開始した新体制からは各チームの定員が20名程度に増え、劇場公演時のみ16名出演という制度になった。メンバーは2017年12月2日時点で、チームS 16名、チームKII 20名、チームE 17名、研究生 13名の計66名で、そのうち1名がAKB48との兼任である。
2009年8月5日に1stシングル「強き者よ」をリリースしランティスからメジャー・デビュー、翌2010年3月の2ndシングル「青空片想い」よりCROWN GOLDへ移籍し、2011年3月には5thシングル「バンザイVenus」で初のオリコンウィークリーチャート1位を獲得。メジャー・デビューは初お披露目から11か月後でAKB48やNMB48とほぼ同じだが、オリコン1位獲得は1年6か月後でAKB48(3年10か月)より早くNMB48(9か月)より遅い。その後2012年7月の6thシングル「パレオはエメラルド」よりレーベルをavex traxに移し、20thシングル「金の愛、銀の愛」まで16作連続でオリコン初週1位を継続している(2016年8月時点)。なお、楽曲の作詞は全て、AKB48等の姉妹グループ同様に総合プロデューサーの秋元康が担当している。
地元ライブでは、2009年5月の名古屋ボトムラインを初演に、同年7月にダイアモンドホール、同年12月にZepp Nagoya、2010年11月に愛知県芸術劇場大ホール、2012年に日本ガイシホールと開催規模を拡大し、2014年2月にはナゴヤドームで単独2日連続コンサート(2日間で観客66,000人)、2015年8月には豊田スタジアムで最大規模のコンサート(観客最大45,000人)を開催した。
ツアーでも、2010年10月には3都市、2011年6-7月には6都市、2013年10月-2014年2月にも3都市を巡っている。2012年にはSKE48単独として初めて『第63回NHK紅白歌合戦』に出場した。2014年11月からは姉妹グループ初の47都道府県ツアー「SKE48 47都道府県全国ツアー〜機は熟した。全国へ行こう!〜」を開始し、2016年4月までに22道府県を巡っている。
<活動方針>
AKB48が掲げる基本コンセプトである「会いにいけるアイドル」を踏襲し、劇場公演、握手会などのファンサービスを行う。メンバー間およびメンバー以外との恋愛禁止なども共通している。一方で、2013年初め頃まで茶髪禁止のルールが設けられているなど、イメージ面でAKB48などとの差別化を図っていた部分もある。
メンバー個人に与えられているファンとのコミュニケーションツールとして、下記のものがある。
SKE48公式ブログ – 全メンバーが対象。過去記事の閲覧に限り会員制。
SKE48オフィシャルブログ powerd by Ameba – シングル歌唱メンバー(選抜メンバー)が対象。
Google+ – SNSの一種。利用可能年齢のメンバーが対象。
SKE48 Mail – 全メンバーが対象。登録したメンバーのメッセージをメールで配信する会員制の「プライベートメール」。
755 – SNSの一種。参加は任意。
Twitter – SNSの一種。2017年8月23日時点で在籍中の正規メンバー全員と、一部の研究生がアカウントを開設している。
SHOWROOM – ストリーミングサービスの一種。日本国内のAKB48グループメンバー全員が対象で、個人での生配信が可能。ただし年齢により配信時間に制限が設けられている。
Instagram – 画像共有をメインとするSNSの一種。参加は任意。
ブログに関しては、選抜と関係なく限られたメンバーのみブログを持つAKB48、登録せず閲覧できるアメーバブログを全メンバーが持つNMB48とは制度が異なる。
また、松村香織はYouTubeに公式アカウントを開設している。
「オフィシャルファンクラブ」として『二本柱の会』を運営するAKB48とは呼称が異なるが、SKE48の「公式モバイルファンクラブ」として、携帯電話向けの『SKE48 Mobile』がある。
<誕生の経緯>
秋元康がAKB48全国展開を模索していた時期に、名古屋の協力先から声が掛かり、またサンシャイン栄のリニューアルの話が持ちかけられたことからプロジェクトが始動。サンシャイン栄を運営する京楽栄開発が投資や同ビルの活性化を狙って協力し、子会社ピタゴラス・プロモーションを設立、SKE48の運営を行うこととなった。
発足以来、劇場が入居するサンシャイン栄ではSKE48関連のコラボレーションが実施される。ビル内には、SKE48関連のポスターやフラッグが掲げられているほか、SKE48デビュー時には観覧車「スカイボート」のゴンドラにメンバーがラッピングされ、メンバーがアナウンス音声(収録)を担当していた。また、企画イベントが行われることがあるほか、地下1階では公演の映像中継が行われることがある。結果として、同ビルの来館者数は2007年から2011年にかけて3割増加している。
2011年に運営会社はAKSに移るが、同時期に京楽産業.からAKSへ出資や役員の輩出を行うなど資本関係が維持されている。
プロジェクト発足の記者会見(2008年6月5日)において秋元は名古屋の特徴として「若者が集まりやすい」「エネルギーに満ちている」「名古屋の女の子はファッショナブルで自己主張がはっきりしている」ことなどを挙げた。また、全国展開として名古屋を選んだ理由について秋元は「名古屋は火が付くのが遅いかもしれないが、本当に認められれば長くファンに愛される(入口は狭いが、気に入ったらずっと応援してくれる)」という旨のことを名古屋の知人に言われたと会見で述べている。
<AKB48や姉妹グループとの比較>
各チームのまとめ役を担うメンバーは「リーダー」、その補佐をするメンバーは「副リーダー」と呼ばれており、「キャプテン」「副キャプテン」と呼ぶAKB48・NMB48・HKT48・NGT48と異なる。
なお、SKE48全体をまとめる「キャプテン」をこれまで中西優香(2013年4月13日 – 2014年4月21日)、斉藤真木子(2016年3月5日 – 現在)が務めている。
一部のメンバーを除くと、全員がAKS(2011年10月31日まではピタゴラス・プロモーション)に所属している。AKS以外の事務所に所属するのは、大場美奈、佐藤すみれ、山内鈴蘭、高柳明音、松井珠理奈、須田亜香里。
5thシングル以降、シングルのジャケットに入るタイトルロゴは、毎回メンバーのデザインの中から選ばれたものを原案に作成されていた時期があった。
メンバーが自ら立ち上げた二次元同好会やアイドル研究会など多数のサークルが存在する。複数のサークルに加入しているメンバーもおり、中でも二次元同好会はインターネットラジオ「K’z Station」で(過去にはニコニコ動画でも)配信されている。これらのサークルには、SKE48以外の姉妹グループのメンバーが参加しているものもある。
SKE48の公演では、AKB48・NMB48・HKT48と違い冒頭の「overture」の際にファンはMIX(合いの手)を打たないとされる。
ロゴなどに使用されるグループカラーは   橙色(オレンジ色)。
SKE48のファンが使用するサイリウム・ペンライトの色は、劇場では各メンバーごとの色が使われることが多く、チームごとの色が使われることが多いAKB48と違う。ただし、2012年のリクエストアワーでは1位になった「羽豆岬」に合わせて青色、2014年にナゴヤドームで開催されたコンサートでは2日目アンコールの際にオレンジ色(両者とも有志のファンによる立案で、特にナゴヤドームのものは『未来とは?』のMVにも収録された)など、イベントでは場面に応じて統一カラーが使われることがある。
選抜総選挙、じゃんけん大会、TOKYO DOME CITY HALL公演(各グループの劇場公演を集中的に行うイベント。過去「見逃した君たちへ」「思い出せる君たちへ」のタイトルがつけられている)、ユニット祭りは、全ての姉妹グループが総参加(完全な平等ではなく、じゃんけん大会におけるAKB48メンバーの優先などがある)する形で年1回行われる。一方、リクエストアワー、シングル、コンサート、握手会に関しては、2015年時点ではAKB48名義のものの多くにSKE48やNMB48・HKT48のメンバーが参加する一方、SKE48やNMB48・HKT48のリクエストアワー(HKT48除く)、シングル、コンサート、握手会にAKB48のメンバーが参加することはない(兼任メンバーを除く)。
1stから15thシングルまでの約5年間、表題曲のセンターポジションは松井珠理奈単独、あるいは松井珠理奈と松井玲奈の2人で、長い期間センター交代を経験していなかった。
NMB48・HKT48と同様、2014年春までシングルの選抜人数は基本的に(4th – 14thシングルは16人に)固定されていて、毎回変動するAKB48とは異なっていた。
旧劇場『SUNSHINE STUDIO』時代の公演では、ステージが狭かったため、各メンバーの立ち位置の間隔が60cmと狭かった(他の姉妹グループは90cm)。
SKE48名義で発売されるCDの劇場盤の販売は1stシングルから5thシングルまでキャラアニ・チャンスで扱われていたが、6thシングルからavex traxレーベルになるとともにmu-moショップに変更された。

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